愛国心を越える


 

芳村思風一語一会 vol.5861
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愛国心を越える
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「今の日本人の若者は愛国心がない」と、多くの人が嘆いている。
現象に対するマイナスの評価。
解釈を変えてみると、どうなるか。
愛国心は必要。
自分の国のみを大事に思うような小さな愛国心を持っている限り、
戦争はなくならない。

21世紀の日本人は、アメリカ人に代わって世界の指導者となり、
全人類を夢多き未来に導いくという使命が、与えられている。
人類のため、世界のために貢献するという生き方をするためには、
小さな愛国心を持っていると、
人類のために生きるという使命を果たすことができない。

今の日本の若者たちは、日本が求められている歴史的使命を果たすために、
彼らは小さな愛国心を超えた。
愛国心をなくしたのではありあません。
彼らは今、愛国心よりも人類愛に生きようとしている。
このような精神の成長が、愛国心がないような現象をつくりだしている。

最近では、日本人全体が国民の祝祭日に国旗を立てなくなった。
「君が代」が歌われる機会も少なくなった。
このことは、民族として、人類愛に生きることを
歴史から要請されている状況にある。
国旗を立てなくても、国歌を歌わなくてもよいということではないが、
どうしてそういう気持ちに日本人が導かれたのか
日本人こそ、これからの世界を背負って人類のため、
世界のために貢献する生き方をしなければいけないから。
国益優先の小さな愛国心を持っていたら、人類のために働くという活動ができない。
愛国心というものを超えて、若者たちは人類愛に目覚めた
愛国心がなくなり情けないとも言われるが、彼らは国境を越えた。
人類愛に生きようとし、世界のために貢献しようとしている。

  

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・

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