対立は、今自分が学ばなければいけないものを 持っている人間が誰であるかを教えてくれる


 芳村思風一語一会 vol.5836

☆☆☆☆☆☆

対立の意味

☆☆☆☆☆☆

なぜ対立するのか。


考え方や価値観が違うから。 

理性で考えると、正解はひとつ。

自分の考え方が正しいとなり、

自分と考え方の違う人は、間違った考え方の人になる。 

お互い自分が正しいと考えている。 

自分の正しい考え方を教えるために説得しようとするので、

対立が起きる。 


今までは、対立を解決するためには、 

・説得する

・妥協する

・こびへつらう

・逃げる

・戦う 

の5つ。

どれも決定的な解決策ではなかった。

 

これからの対立を乗り越える力は、

勝ち負けを争うのではなく、力を合わせること。 

この対立を乗り越える力が愛の実力。 

 

考え方が違っても、わかり合えば、

助けあえる、協力しあえる関係が生まれる。  

考え方の同じ人とは、仲間になれる。

考え方の違う人とは、パートナーになれる。 

 

「対立とは、今自分が学ばなければいけないものを

持っている人間が誰であるかを教えてくれる現象」


この人は、自分にない何を持っているのか、

自分にはないどんな経験をしたのか、

と相手から学びたいという気持ちを持つこと。 

「なぜそういう考え方になったのか、教えてくれませんか」 

と相手に心を開いて教えてもらう。

 

真剣に相手から学びたいと思ったとき、目の色が変わる。 

戦いの目から、愛の光を持った目に変わる。 



「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より

文芸社 2025年 1月発売

※感性論哲学の入門書的な書籍です


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・



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