芳村思風一語一会 vol.5832
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愛を能力として考え、愛の実力を成長させる
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愛を情緒や感情ではなく、理性に変わる問題解決能力と考える。
能力だから、愛を実力として成長させることができる。
では、どうすれば、愛の実力を伸ばすことができるのか。
時代の課題である平和な世界をつくり、
不完全な人間が幸せに生きていくために、
いちばん大切な力が愛の実力。
人間は不完全。
いろんな失敗をする。
失敗や短所をお互いが責め合っていたら、
社会は住むに堪えない地獄。
不完全な人間が安心して生きていける社会をつくっていくには、
理性的に責め合うのではなく、
愛を持って許しあって生きるという社会をつくること。
考え方や価値観が違うと対立し、
同じ考え方や価値観の人としか一緒に暮らせないと考える人、
また同じ価値観じゃないと一緒に仕事ができないという人
もたくさんいる。
相手が自分と同じ考え方の人としか一緒に暮らせないという人は、
自分しか認められない、自分しか愛せない人間。
自分と違った人間を愛するところに愛の原点がある。
現代の人間はみんな理性の奴隷となって、
理性的にしか生きられない。
理性的に生きることが人間の生き方だと考えている。
その結果、自分と同じ考え方の人としか付き合えないということになり、
宗教の違いで殺し合っているのが今の世界の現状。
これは、理性の奴隷となって理性的にしか愛せないという間違った愛のあり方。
考え方が違っても価値観が違っても、一緒に生きていける
一緒に生活していけるという力をつくることが、
愛の実力をつくること。
愛は人間関係の力。
愛の目的は素晴らしい人間関係をたくさんつくること。
今自分の持っている愛の力を、今よりもっと素晴らしいものにしていくこと。
愛は努力。
相手のために、どれだけ努力ができるかが愛の大きさ。
愛は、努力によって証明され、
行動を積み重ねることで愛の実力は成長する。
行動に結びつかない愛は、表面だけの愛。
「感性論哲学 人間関係 10の原則」より
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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