人と対立しないで生きるために必要なもの


 芳村思風一語一会 vol.5827

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なぜ人は対立するのか

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これからの感性の時代の新しい成長原理は「愛」。


今までの理性の時代の成長原理は「競争」だった。

対立した相手と戦って勝つことで成長してきた。

勝つ者がいるということは、負ける者が必ずいる。

         

理性は考え方が違うと対立する。

理性は矛盾を排除し、画一性を追求する。

だから理性を超えるとは、その矛盾を生きるということ。

矛盾を生きるとは、考え方や価値観の違う人と共に生きるということ。

         

考え方の違う人と共に生きるには、愛の力が必要。

愛の力とは、違いを許す力、違いを受け入れる力。

         

これからは理性で考えて対立し、戦って勝つよりも、

愛の力で違いを許し合って、助け合って生きる時代。

         

理性で考えると、違いは排除しなければいけない。

理性で考えているかぎり永遠に対立はなくならない。

         

対立とは、自分にないものを相手が持っていることの証明。

自己の成長とは、自分にないものを持っている相手から

学ぶ努力をすることから生まれる。

だから対立とは、今の自分の成長に必要な人が現れているということ。

対立して戦うのではなく、対立する人から学ぶこと。

         

相手から学ぼうとすることが愛。

対立しないように自分をおさえるのではなく、

対立する相手から学ぶこと。

「戦いの目」から、相手から学びたいという

「愛の目」に変えることですべてが変わる。

目は口以上にものを言う。

理屈ではない。

         

これからは個性の時代。

正解はひとつではなくたくさんある。

違いを理由に対立するのではなく、

違うから学び合える、

違うから教え合える、

違うから協力し合える、

違うから助け合える。



やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・


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