芳村思風一語一会 vol.5806
思風先生の真骨頂は質疑のときに出てきます
どんな質問に対する答えも
すぐに出てくるのにも驚くのですが、
質疑を繰り返したとき、違う角度から
言葉を変えて話してくれます
育成講座の休憩時間での会話
☆☆☆☆☆☆
根拠のない自信は、持とうとしても持てない
自信を持つには根拠が必要
自信は、根拠があるから湧いてくる
☆☆☆☆☆
「根拠はないけど自信はある」
「根拠のない自信を持ちましょう」
「根拠のない自信をつくる方法」
というようなことが、
書籍や会話などで言われています。
根拠のない自信は、持とうと思っても持てません。
「根拠のない自信がある」というときは、
かっこよく聞こえますが、
根拠のない自信は、自信ではありません。
思考です。
理性で考えて、カッコつけているだけです
「根拠のない自信」は、自分ではつくれません。
「根拠はないけど、自信はあります」
というのは、感性から湧き出たたものではなく、
思考で考えたものです。
自分でも気づいていない不安があるから
「自信があります」と言いきれずに、
「根拠はないけど自信はある」
と無意識にカッコよく表現するのです。
ほんとうに自信があるときは、
「自信があります」と言い切れます。
「根拠はないけど」という言葉を
わざわざつける必要ないのです。
だから感性で感じているのではなく、思考です。
人間には、感性と理性そして、肉体がある。
この3つを使って積み上げたとき
根拠のある自信ができる。
肉体を使うことで体得し、
体感を繰り返していたら、
今までに経験したことのないものでも
少しやればできると感覚的にわかる。
これが「根拠のない自信」と言われるものになる。
だから根拠のない自信には根拠があるのです
ひとつのことをやり続けて、感覚的に
体が勝手に動くようにまでなっていれば、
やったことのないことでも少し練習すればできる、
いろいろなことを体感・実感していたら
イザというときには慌てず、落ち着いて対応できる。
「根拠はないけど自信がある」
という言葉さえ必要ないのです
※「ほんとうの自分が見える55の問い」より
文芸社 2025年1月発売
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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