直観と直感の違い

 


芳村思風一語一会 vol.5805
☆☆☆☆☆☆
直感と直観の使い分け方
☆☆☆☆☆
直観と直感の違いは何か。
この話は、セミナーの後の食事のときに、
競馬の話になって出てきたものです

思風先生は、哲学者です。
学問としてお話ししているので、
講演の中では、たとえ話や具体例はあまり出てきません。
食事の席だから出てきた出てきた話かもしれません。

<直観と直感>の違いは何か
直感は、説明や理由を抜きにして、
感覚によって瞬時に物事の状況などを判断するもの

直観は、自分の経験や知識をもとに思考によって判断するもの

競馬の予想で、今までの成績や騎手などのデータを駆使して選ぶのは直観。
観察の観という字の通り理性で思考で考えるから。
最後は感覚であっても結論を出すベースが思考。

馬を見てなんとなくとか、馬の名前が好きで選ぶのは直感。

実生活の中で判断するとき、
経営などでどちらかを選ばなければいけないとき
今までの体験や経験、知識や情報を利用して直観で考えてみる。

緊張しているときは、ちょっと深呼吸して
自分より緊張している人の様子を見ると自分が落ち着ける。

いろいろと思考や体験・経験から考えてもそれでも判断できなかったり、
納得できないときは「直感」で
どっちがやりたいか、どっちが好きかを感じてみる。
それでも判断ができないときは「難しそうな道」を選んでみる。
損か得かで考えない。

「今持っている力で乗り越えられそうにない」から
「難しい」と判断した、
それでもあきらめきれず全力で取り組んだ時、潜在能力が引き出されてくる。
直感も、限界に挑戦することを繰り返し
体験と経験を積み重ねることで
やったことのないことや初めてのことでも
少し努力すればできると感じることがある

この時直観も直感も磨かれているのです

※「ほんとうの自分が見える55の問い」より
 文芸社 2025年1月発売


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

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