芳村思風一語一会 vol.5798
☆☆☆☆☆☆短所はなくさなくてもいい
☆☆☆☆☆☆
なぜ短所をなくさなくてもいいのか
どんな人間でも長所半分・短所半分
なくそうとしてもなくならないから
できるだけ、短所が出ないように努力するだけでいい
出してしまったら、すぐに謝る
なぜ短所は、なくならないのか
人間の命は、誰がつくったのか。
すべての命は、母なる宇宙によってつくられた。
これは科学で証明できるものではない。
宇宙は、決まった法則にしたがって動いているのではない。
プラスのエネルギーとマイナスのエネルギー
である相反する力が対立せず、
秩序を模索しながら、
一瞬一瞬法則をつくり出しながら動いている。
この法則のことを「宇宙の摂理」という。
人間は、その宇宙の摂理によってつくられた。
だから人間も宇宙と同じで、
プラスとマイナスが半分半分で
長所半分、短所半分という構造でできている。
長所半分、短所半分の原則は、
すべてのものに通じる原理。
何かを基準にして判断すれば、
その左に出るものと右に出るものはいつも半分ずつ。
これを「対存在(ついそんざい)の法則」という。
前があって後ろがある。裏のない表はない。
前後、左右、上下、男女、善悪、すべてが対になっている。
人間も対という構造でできている。
だから、どんなにすばらしい人間にも、
長所と短所が半分ずつある。
※「ほんとうの自分が見える55の問い」より
文芸社 2025年1月発売
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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