芳村思風一語一会 vol.5781
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問題に気づく人は、問題を乗り越えることができる人
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人間はなぜ真実を求めるのか。
それは現実が虚偽に満ちているから。
人間はなぜ美を求めるのか。
それは現実が醜いから。
人間はなぜ善を求めるのか。
それは現実が悪に満ちているから。
人間はなぜ平和を求めるのか。
それは対立や抗争や戦争がなくならないから。
現実は虚偽であり、醜く、悪であり、争い。
それが現実。
その中で生きている人間は、
その現実からくる苦しみを避けて通ることはできない。
だから現実は常に苦しみなのだということが言える。
しかし、人生は「苦しみだ」と考えると、
楽しい人生を過ごすことはできない。
人間は幸せになるために、問題が出てこないことを願ってしまう
しかし人間は不完全だから、どの道を選んでも問題は出てくる。
問題はなくなることはない。
問題は自分を苦しめるためではなく、
成長させるために出てくる。
問題とは、今自分が持っている力では乗り越えることができないもののこと。
問題には必ず答えがある。
答えのない問題はない。
問題を乗り越えることができる力を
持った人だけが問題に気付く。
問題を乗り越えることが人生だという覚悟ができたとき、
問題は今取り組むべき課題であり、テーマとなる。
だから問題はあっても、問題ではない
問題に気づくことができる人間は
問題を乗り越えられる潜在能力を持った人間
今、自分思っている力の限界に挑戦し、
失敗しても逃げずに問題に取り組むことで、
眠っていた潜在能力が目を覚ます。
☆「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より
文芸社 2025年 1月発売
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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