使命の見つけ方


 芳村思風一語一会 vol.5769

ムリして使命を見つけようとしなくてもいい

出会いや異和感そして何よりも

気がついたら夢中になっていたというとき

「これだ!」という気づく

☆☆☆☆☆☆

使命の見つけ方

☆☆☆☆☆☆

人間には、誰でも自分に与えられた使命がある。

それを教えてくれるひとつのきっかけが

「現実への異和感」。

異和感とは、

「なにかちょっとおかしい」

「ここをもう少しなんとかできないか」

と感じるところ。

         

「現実への異和感」は、自分の能力が現実より進んでいるときに感じるもの。

現実より遅れていれば「すごい」と感動する。

現実と同じ程度なら何も感じない。

         

異和感は、今まで誰も気づかなかった

「ちょっとおかしい」

「なんとかできないか」

と感じたことを解決できるのはあなたなのだ、

と教えてくれているもの。

異和感が自分の使命を教えてくれている。

         

宇宙には、熱エネルギー、電気エネルギー、磁気エネルギーなど

さまざまなエネルギーがある。

そのエネルギーが集約されたものが「感じる力=感性」。

         

宇宙はこのようなエネルギーが感じ合うことで成り立っている。

自分自身の存在も全宇宙に影響を与えている。

自分自身の心の底から湧いてくる

欲求・欲望・興味・関心・好奇心をたいせつにすること。

問題や悩みは、自分が成長するために必要なこと。

         

命から理屈抜きに湧いてくるものは、

人間の力を超えた、人智を超えた計らいとして出てくるもの。

「それを解決するのはあなたしかいない」

という宇宙のささやきであり、天の啓示。


自分には使命がわからない

やりたいことがない

そんな時は、今やっている仕事、

縁あって関わっていることに全力を尽くす

他人から頼まれたことに全力で取り組む

探さなくてもいい

おもしろそう、楽しそうと感じたことを

体を使って実践してみるところから始めればいい

         

命から湧いてくる欲求や欲望を、

理性を使って実現しようとするとき「志」となる。

この志を人の役に立つものにするという社会性が加わったとき「使命」となる。



☆「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より

文芸社 2025年 1月発売


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・



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