使命を見つけ方


 芳村思風一語一会 vol.5765

☆☆☆☆☆☆

使命を見つけ方

☆☆☆☆☆☆

人間には、使命がある。

それを教えてくれるひとつのきっかけが

「現実への異和感」。

異和感とは、「なにかちょっとおかしい」

「ここをもう少しなんとかできないか」

と感じるところ。

         

「現実への異和感」は、自分の能力が現実より進んでいるときに感じるもの。

現実より遅れていれば「すごい」と感動する。

現実と同じ程度なら何も感じない。

         

異和感は、今まで誰も気づかなかった

「ちょっとおかしい」「なんとかできないか」

と感じたことを解決できるのはあなたなのだ、

と教えてくれているもの。

異和感が自分の使命を教えてくれている。

         

宇宙には、熱エネルギー、電気エネルギー、磁気エネルギーなど

さまざまなエネルギーがある。

そのエネルギーが集約されたものが「感じる力=感性」。

         

宇宙はこのようなエネルギーが感じ合うことで成り立っている。

自分自身の存在も全宇宙に影響を与えている。

自分自身の心の底から湧いてくる

欲求・欲望・興味・関心・好奇心をたいせつにすること。

問題や悩みは、自分が成長するために必要なこと。

         

命から理屈抜きに湧いてくるものは、

人間の力を超えた、人智を超えた計らいとして出てくるもの。

「それを解決するのはあなたしかいない」

という宇宙のささやきであり、天の啓示。

         

命から湧いてくる欲求や欲望を、

理性を使って実現しようとするとき「志」となる。

この志を人の役に立つものにするという社会性が加わったとき「使命」となる。



※異和感と違和感

辞書では「違和感」

違いは対立を生む。違いを「間違い」と考えるから

違いと間違いは違う

感性論哲学では違いではなく、異なるだけと考える。

感性論哲学は全肯定の哲学だから、

異なったものから学んで成長する


☆「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より

文芸社 2025年 1月発売


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・



コメント