芳村思風一語一会 vol.5713
人格とは何か
人間は人格を持って生まれてこない。
動物でとは違う人間として生きるためには何が必要か
人間は生まれてから後に努力して「人間としての格」を獲得して人間になる。
人間の格には、「性格」と「人格」の2つの「格」がある。
人間性はこの2つの格が絡み合ってできている。
この性格と人格を磨くことで、人間性を向上させることができる。
性格は、生まれ育った環境や両親など、
成長過程で関わった人々の影響を受けてつくられていく。
自覚的につくっていくものではない。
性格は生まれつきのもので、変える必要はない。
相手によって、いい性格と言われたり、嫌な性格と感じられたりする相対的なもの。
誰にでも長所も短所も半分ずつある。
長所を伸ばせば、短所は味に変わる。
短所があることを自覚し、できるだけ出てこないように努力することが大切。
人格は、人間の柱。
人格の柱は、理性ではない。
頭の良い人間が人格者とはかぎらないから。
理性的な人間が人格者とは限らない。
理性的な人間は、非情で冷たいというイメージがある。
理性は作為的であり、技術の能力。
人格は技術ではない。
人格の柱は、人間の本質である感性。
人格には「高さ・深さ・大きさ」の3つの次元がある。
より高きを求め、
より深きを求め、
より大きさを求める
ことで人格を磨くことができる。
※「ほんとうの自分が見える55の問い」
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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