自分の言葉で語る

 

芳村思風一語一会 vol.5704

どうすれば自分の言葉で語れるようになるか

~自分の言葉で語る~


個性が突出してくると、自分の言葉が持てるようになる。

どんなに素晴らしい人の言葉でも、

他人の言葉で話している間は、

その言葉を言った人間の領域を出ることができない。

偉人の名言を引用して話している間は、

その偉人の権威を利用しているだけ。


体験こそ真実を語る。


自分の体験や経験からにじみ出た言葉は、

それを体験、経験した人間にしか言えない言葉。

このにじみ出た言葉こそ、個性が出てきた証拠。


体験とは、肉体が外の世界と関わった事実。

経験とは、体験から学んだ知恵や気づき。


同じ体験をしても学び取る経験は違う。

つまずいて転んだからこそ、今がある。

体験の数だけ幅ができる。

体験の数だけ重みができる。

体験の数だけ厚みができる。 



自分のつくった言葉を

自分に向けて発することによって、

自分を励ますことができるようになっていく。

自分にしか言えないという言葉を持ったとき、

人間は個性が輝き出てくる

常にどんな言葉が自分の気持ちにピッタリくるか

自己紹介のときのキャッチフレーズを考える


新しい言葉をつくる。


「異和感」という言葉は、感性論哲学独自の言葉。

「違和感」という言葉に違和感を感じて、

違いは「異和感」という表現に変えたのです。

違いは対立を生む。

異なっているだけで、違いは間違いではないという意味で、

異和感と表現した。


「一道一徹 不頼独行」という言葉は、

感性論哲学という今までにない哲学を

つくり出していくときに生まれた言葉。

「ひとつの道を貫き通す。

誰にも頼らず自分の道をつくりあげていく」

という自分の覚悟であり、自分自身を鼓舞する言葉。


常に体験を通した実感から出てくる自分らしい言葉を意識して、

語ることが大切。

          


※「ほんとうの自分が見える55の問い」



やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・


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