短所を愛するとは、どういうことか

芳村思風一語一会 vol.3429
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愛の本質とは、何か(2)
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短所を愛するとは、どういうことか。

短所がなくなれば人間ではない。
短所をなくす努力はしてはいけない。
人間の本質は心。
人間らしい心は、短所が作る。
短所がなくなれば、謙虚になれない。
長所だけでは謙虚になれない。
短所があること自覚することで、傲慢にはならない。
長所を徹底的に伸ばして、短所はでないように努力する。

自信の裏に謙虚さがあって、はじめて生きる力になる。
自信だけでは傲慢になり、謙虚さだけでは卑屈になる
長所も短所も、年齢や相手によって変わる。

どんな状況になっても、長所も短所も半分ずつある。
長所をのばせば、短所は味になる、人間味になる。
短所があることで、角熟になる。
短所をなくして円熟になると個性がなくなる。

人間は、宇宙の一部。
宇宙は、表裏、善悪、正しい間違い、
対立しているのではなく、協力しあってバランスがとれている。
人間も宇宙の一部であり、宇宙そのものなので、長所も短所も半分ずつある。
このことを自覚することが、短所を愛するということ。

愛とは、許すこと。
短所があること許すこと。
自分にも短所があり、出てきたときはあやまる。
他人の短所は、責めてはいけない。

理性的に正しい人間ではなく、人間的に正しい人間にならなければいけない。
人を傷つけるような正義は、正義ではない。

愛の本質を空間論的、時間論的に合わせて考えると
愛とは、他者と共に生きる力であり、短所を補い、長所で人を助けること。



やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・


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