人格の高さをつくる

芳村思風一語一会 vol.5714
人格の高さをつくる

あなたはどういう人に人格の高さを感じるか。
人格の高さは、その人間が生まれてから今日までに
獲得してきた知識と技術と教養の量に関係する。
         
しかし知識や教養の量が多いだけでは人格者とはいえない。
人格の高さは、言い換えると高貴なる精神の持ち主のこと。
         
人格の高さを感じさせるには5つのポイント
・1つ目は「価値への欲求や情熱」
人格の高さを感じさせるのは、
より真なるもの、より善なるもの、
より美なるものを求める価値への欲求。
         
・2つ目は「謙虚さ」
知識や教養の量が多くても、
謙虚さがなければ人格の高さは感じられない。
         
・3つ目は「自信」
自信のない人には人格の高さは感じられない。
自分の持っている知識や技術が、
体験と経験に裏づけされ、
根拠となり、自信となってこそ行動力となる。
         
・4つ目は「志」
志にも高さ・深さ・大きさがある。
高い志とは、社会的地位の高さを求め、
困難な目標や問題に挑戦する姿勢。

志の深さとは、意志が強く、欲求が強く、
失敗しても諦めない強さ。

志の大きさとは、自分のためでなく、
社会や人類の未来のためにという
壮大な夢や理想の大きさとして表現される。
         
・5つ目は「問いを持つ」
人生における3つの問い
「人間として、いかに在(あ)るか」
「人間として、いかに為(な)すか」
「人間として、いかに成(な)るか」

この「人間として」を、経営者として、
教師として、父親・母親として・・・
というように職業や役割に置き換えて、
問い続けること。
答えを持ちながらも大切なことはその答えに縛られず、
常に自分に問い続けること。
 
 
※「ほんとうの自分が見える55の問い」 
 
 
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 
 

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