理性の時代から感性の時代へ


 芳村思風一語一会 vol.5702


これからは、感性の時代と言われている 

時代は、西洋の時代から東洋の時代へ、

理性の時代から感性の時代へと変化している。

理性の時代と感性の時代の違いは何か。


理性の時代は、画一的でみんな同じを求めてきた。

理性的になればなるほど、個性がなくなる。

科学は、理性で細分化することで発展してきた。

医学は、内科外科からどんどん細分化され、

人間の肉体を機械の部品のように切り分けて研究された。

企業では、縦型組織で、支配と命令と管理の経営であった。


感性の時代は、画一的から個性的へ。

みんな一緒から個人ひとり一人へ。

以前は黒と赤の2色だったランドセルが

今は数えられないくらいの色が用意されている。

みんな一緒の商売から、完全個人対応の商売へ。

結婚式の引き出物は紅白饅頭とブランド物のカップ&ソーサーから

カタログになっている

企業は、横型組織で愛と対話とパートナーシップの時代へ

業界の壁も、なくなる

細分化から統合へ。

医学もそれぞれの有機的な関係を重視した統合医療へ。


教育においての変化 

学生時代は、問題を解くための知識の量や

どれだけ早く正解を出すかが求められていた

企業に入ると、社員研修は、考え方や行動を統一するための研修であった


今までは、答えの決まったジグソーパズルをいかに早く完成させるか、

ストーリーの決まったゲームをいかに早く攻略するかということが重視された


レゴブロックや粘土細工のように正解のないものの時代になる

同じ「車」というテーマでも、乗用車でもいいし、

バスでも、トラックを作ってもいい


※「ほんとうの自分が見える55の問い」

(番外編)より


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・


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