「あの人は感性が豊かだ」 「感性型人間だ」 と言われるとなんとなくうれしくなりませんか

 

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感性とは?

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「あの人は感性が豊かだ」

「感性がするどい」

「感性型人間だ」

と言われるとなんとなくうれしくなりませんか。

         

「感性が豊か」という言葉は、

人の気持ちを感じる力や場の空気を読む力、

音楽や絵画などの芸術的な才能が豊かである

というイメージが多いようです。

         

今までは理性的な人間になることをめざしてきた。

理性的な人とは、感情や欲求に動かされずに、

冷静に物事を判断し、行動できる人であり、

「理性的な人」は、誉め言葉でした。

しかし、最近では「冷たい人」「冷酷な人」

と言われているような気がして、

誉め言葉ではなくなっています。

         

感性は本能で、理性は人間にしかない高等な能力だから、

理性能力を成長させることが

人間として成長することだとされてきました。

感性は理性よりも劣る能力だとされてきました。

感性よりも理性能力を成長させることのみに重きを置いてきたのです。

反面、理性で本能をコントロールすることをしてきたため、

ストレスによる精神的な病が増えました。

         

今まで感性とは、「感受性」だと考えられてきました。


         

感性は受動的な能力ではなく、能動的な能力です。

それを「求感性(★ぐかんせい)」といいます。

感性の本質は求感性です。

求感性は、生きるため必要なものを積極的に感じ取ろうとする能力です。


求感しなければ、感受しないのです。


人間らしく生きるということは、

理性的に生きるのではなく、

感性から湧き上がってくる欲求や欲望にしたがって

生きることなのです。

感性とは、命の底から湧き上がってくる

本音・実感・欲求・欲望・興味・関心・好奇心

のことなのです


※「ほんとうの自分が見える55の問い」より

 文芸社 2025年1月発売


 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 


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