幸せな生き方とは

 

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幸せな生き方とは

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自分がしたいことができることが人間の幸せな。

したいことがない人間は行動することができない。

         

心の底から湧いてくるエネルギーをどう実現するか。

そこに人間の生き方のもっとも深い原理がある。

感性から理屈抜きに湧いているものは、

人生の目的を教えてくれる現象。

         

感性とは、本音や実感、欲求、欲望、興味、関心、好奇心。


子どものころから、欲求や欲望を理性で押さえ続けてきた結果

「したいことがない」「わからない」という人が増えている。         *


心の底から湧いてくることをすること。

損か得か、儲かるか儲からないかで決め、

数字の目標を追いかけてそれを達成しても、

幸せは長く続かない。

         

「したいことがない」「したいことがわからない」ときは、

子どもの頃夢中になったものは何だったかを思い出してみる。

「夢中になる」がキーワード。

         

今やっている仕事が、自分のやりたい仕事でないときは、

その仕事の意味や価値を考え、全力で取り組んでみる。

今ある縁を生かさないで、他に求めても天職はみつからい。

どんな仕事にも意味や価値がある。

意味のない仕事、価値のない仕事はない。

         

人間の心は、意味や価値を感じる感性

意味や価値を感じれば命が燃える。

自分の仕事の意味や価値や素晴らしさを感じることで、

どの程度その仕事に打ち込めるかが決まる。

         

仕事だけでなく、心の底から湧いてくる

本音や実感、欲求、欲望、興味、関心、好奇心、悩み、苦しみ、問題が、

今の自分にとっての幸せを教えてくれる。

         

自分がしたいことができることがほんとうの幸せ。

心の底から湧いてくる欲求や欲望がある限り、

どんなに失敗しても、行動できる。

         

「このためになら死んでもいい」

と思えるような仕事や人と出会ったとき、

命はもっとも激しく燃え上がる。


「このためになら死んでもいい」

と思えるものとの出会いが自分を最高に輝かせてくれる。


燃えてこそ人生 感じてこそ人生。


 

※「ほんとうの自分が見える55の問い」より

 文芸社 2025年1月発売


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