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感性と宇宙
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「宇宙とつながる」
というと、まだまだ胡散臭いとか、
仕事や生活には関係ない、
私は信じない、興味がないという方が多い。
しかし物事を突き詰めていくと必ず
「宇宙」とのつながりに、結びついてくる。
松下幸之助さんも経営を語るとき
「宇宙の法則」という言葉をよく使われていた。
稲盛和夫さんも「宇宙の意志」という言葉を使っている。
若いときは、上司や先輩や先生が、
横道にそれたときや迷ったときには叱ってくれ、
アドバイスをして導いてくれる。
やがて年を取り、経験を積んで、
自分の役職や立場に上位になって
後輩や社員を導く立場になる。
人間は不完全だから、いくら経験を積んでも、
問題は無くなることはない。
人を導く立場になっても、迷い、悩むことがある。
そんなとき何を基準に判断するか。
人間は、いろいろな現象が起こったとき、
「目に見えるものの背後に、目に見えざるものの存在」
を感じてきた。
それは、神であり、仏であり、サムシンググレート、大いなるもの
などと呼ばれている。
松下幸之助さんや稲盛さんが、
宇宙の法則や宇宙とのつながりについて話されるのは、
自分自身は、
「宇宙に導かれている」
「大いなるものに守られている」
「宇宙とつながっている」
という確信があったからかもしれない。
「宇宙とのつながり」は、
「あるか・ないか」、
「信じるか・信じないか」
と議論しても答えは出ない。
科学的に証明することはできないから。
あると信じると、広がりがでてくる。
人間は不完全だが、生きるために必要なものは、
目には見えなくても潜在能力として、
すべて持って生まれてきている。
だから、大きな問題にぶつかったときは、
「天はオレを大人物にしようってか!」
と考え、限界への挑戦をすることで、
潜在能力を引き出され、問題を乗り越えていける。
宇宙とつながるというと、
宇宙は人間の外にあると考えているから。
お寺や教会で神さまや仏さまの像に祈っているときは
神さまや仏さまは、自分の外にいると考えているから。
神や仏が、自分の中にあると信じることができたとき
自信をもって動くことができるようになる。
人間は宇宙の一部であり、宇宙そのものでもある。
つながろうとしなくても、すでにつながっている。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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「ほんとうの自分が見える55の問い」
著:芳村思風 文芸社
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