結婚は、恋の終わりで、愛の始まり

 


芳村思風一語一会 vol.5312 
☆☆☆☆☆☆ 
愛と恋の違い(2) 
☆☆☆☆☆ 
通常、恋愛と言われ、恋と愛は同じものと思われています。 
実際に恋と愛は、重なり合うことも多くあるので、 
恋の終わりが、愛の終わりになることがよくあります。 
 
夫婦や恋人たちは長く一緒にいると、 
恋しいという心情がなくなります。 
考え方や価値観の違いからケンカするようになると、 
愛を感情や情熱だと思っているために、 
愛が冷めた、もう愛がないから別れましょう 
という話になってくるのです。 
 
考え方や価値観や性格が一致することなんてありません。 
独占欲や所有欲、執着や嫉妬は、愛ではありません。 
 
人間は不完全だから誰かを愛したら嫉妬も感じる。 
嫉妬によって関係性を破壊してしまうのは 
真実の愛から出たものではありません。 
 
自分では愛だと思っている 
自己中心的な感情であり 
欲望であり執着です。 
相手が自分の欲求を満たしてくれなかったら 
消えてしまうような愛は、 
とても幼い、未熟な愛です。 
 
恋は、正しい理性が働かなるために修羅場を作るが、 
愛は正しい理性と一緒になることで育くまれていくものです。 
 
恋は自然に発生します。 
人間が人間を愛するということは、 
不完全な人間を愛すること。 
 
長所も短所も愛することです。 
短所を愛するのは、努力が必要です。 
愛の実践的原理は、努力です。 
 
努力を続けることで、愛は現実を生きるための力となり、 
実力となるのです。 
だから、 
「結婚は、恋の終わりで、愛の始まり」 
なのです。 
 
 
 
「人間関係10の原則」 
~愛の実力を育てる~ 





















やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 
 
 
※「何があっても だいじょうぶ」 
A6版 1,000円+税 
思風語録から55の言葉を選び 
解説はできるだけ少なくしました 
「?」とくる言葉を感じてみてください 
 
 

 
※お問い合わせ 
思風庵哲学研究所 

コメント