欲を持て!こだわりを持て!!

芳村思風一語一会 vol.3230
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欲を持て!こだわりを持て!!
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「好きなことをやって生きる」
最近よく言われる言葉です。

好きなこととは何か
究極は「このためになら死んでもいい」と思えるかどうか
頭で考えてもわからない
心の底から湧いてきたものを
自分の肉体を使って、やってみること

人間が人間らしい人間になって、人間としての幸福と喜びを感じたいのならば、人間的な欲求と欲望を捨てないこと。

心の底から湧いてきた欲求欲望を人間的なものにすること。
人間的とは、理性を使って、人に迷惑をかけず、人の役に立つものにすること。

 人間にあって、神さまにないものは、欲や我。
 欲や我を無くそうとするのは、人間でなくなろうとすること。
 「人でなし」になろうとすること。

人間らしく生きようとするなら、自己中心性を原点として、それを突きつめていく。
自己中心性を究極まで高めていくと、外に開かれた自己中心性に達し、
もはやそれは自己中心性という言葉にはふさわしくなく、自己中心性を越えて、
 責任感や使命感に根ざして、大きく社会と呼応できる自分になれるのです。

我を無くすのではなく、自分には我があることを知り、
自分の我を、無我ではなく、小我から大我へと成長させるのです。

最初から自己中心性を捨てると、自分の中が空洞になって、
世のため人のためになれるはずがない。
自分を中心にして、自分を啓発し、自分が世の中と有機的につながっていく。
自分が高まることは、世の中が高まっていくことにつながるのです。

人間は、何かに「想い」を寄せ、何かにこだわって追求していかないと、
何も実感ある生き方はできません。

この「こだわり」が、求感性」(ぐかんせい)なのです。


自分の中から湧いてくるものがなければ、「こだわり」は持てません。
 「お前狂ったのか」とまで言われるくらい「こだわり」続けることは、
 押し止めがたい感性の欲求がなければできないことです。

いったい自分は何をしたいのかという
「湧きあがってくる想い」を知ることが一番大切なことなのです。

そして、肉体を使って、やってみて
実感として感じ取っていくことが大切なのです
                    



やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・




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